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月夜にフラット

フラットの重要性が、三本松さんの記事で良くわかりました。しかし、なかなか撮影現場でダークやフラットを取得できないのが現実です。曇天や月夜のときにフラットを取得すると良いのだろうと思い、連休の夜にトライしてみました。月夜で、明るいのでフラット取得には明るすぎるかもしれませんが、薄明程度の明るさなのでOKとしました。

三本松さんの記事によるスカイフラットでは、拡散板で覆い、同じISOで撮影対象撮影と同じ時間をかけて取得するとされていますが、これを24コマとなると、フラットだけで撮影時間が無くなりそうです。そこまでこだわったフラットであれば、きっと良いフラットができるのだろうと思います。また、カメラと望遠鏡をずっと接続しているので、ゴミの入り込みもなくなるとのこと。こだわりのフラットの産物があの分子雲なんだなと感じいった次第です。

今回アップするマルカリアンチェーンは、自分の得意な対象とは言えない対象ですが、機材チェックをかねて撮影した対象です。R200SSもそれなりに手を加えて、コマコレPHを導入していましたが、なかなか撮影する機会なく放置状態でした。昨日の月夜フラットで処理してみましたが、EL板によるフラットよりははるかにましでした。
月夜のフラットフレームの露光時間は10秒前後で良いレベルになりました。良い点は、フラットフレームの取得時間は少なくて済みました。お天気のイマイチの暗夜にフラットを作成したらと思っています。



撮影データ : R200SS+コマコレPH (合成Fl=750mm/F3.8) 
Nikon D810A ISO1600 6min x10(Total 60min)
ATLUX赤道儀 (AGS1-S改造)BORG50 + QHY5L-II PHD2でオートガイド
RAP2でDARK&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF変換→CCDStackでコンポジット→SI8でカブリ補正後→CS6で強調処理

マルカリアンチェーン付近には、たくさんの微光な系外星雲もあります。メジャーなものだけマークしました。

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コメント

No title

ライトと等時間露光のスカイフラット、私も試してみましたが迷光や結露の影響で見事に失敗しました。
合間にやるのではなくて、フラット撮影のみをその日の目標にするぐらいの覚悟でやらないと目的は達せられないことが分かり仕切り直しです。
ただ、ニュートン鏡など減光パターンが非対称なものは使いまわしが難しいので、適用範囲は限定されるような印象を持っています。

No title

> マルさん、こんにちは。
研究熱心なマルさんは、ライトと等時間のフラットについて早速試されたのですね。何事も、それを再現して成功させるのは、なかなか難しいです。
フラットの重要性は、十分わかっているのですが、時間との闘いで、ライトフレームについつい時間をかけざるを得ません。反射系のフラットは、屈折に比べると格段に難しいと感じています。もう少し良質のフラットを作成できれば、反射の出番がより増えるかもしれません。

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南天好き

Author:南天好き
霊峰石鎚を東に見ながら、時々星を見にいっては、デジカメで撮影をしています。透明度の良い日には、このお山が、神々しく見えます。そんな夜は、満天の星に出会うことができ、日頃の憂さを忘れ、至福の時を過ごしています。最近は南天の空に会うために遠征しています。(Yahoo Blogのハンドル名はNIKON1957でした)

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