fc2ブログ

記事一覧

ぎょしゃ座の散光星雲

ぎょしゃ座には多くの散光星雲があります。5角形の内部には、明るい勾玉(IC405)やどくろ星雲(IC410)、ありくい星雲(Sh2-230)、その他大小のSharplessナンバーがあります。
少しはずれて、超新星残骸のSh2-240がありますが、これはブロードバンドでは、なかなか細かなフィラメント構造として写りづらいです。O-III成分もあるのですが、さらに淡くて写りづらい対象です。
昨年の秋に撮影したものを今頃処理してアップしました。

なかなか思うような像にはなってくれません。やはりここは、ナローバンドデータを組み合わせないと難しい領域です。今回の画像は、STC Astroduo narrowbande filterとKenko LRP Type 2のTwin撮影データになります。
AS135F28_STC_Pus_LRP2_gyosya20201114_small.jpg
#1 EOS 6D (SEO Cooled) ISO 3200  
旧Sonnar 135mm/F2.8 絞り解放, STC Astroduo narrow band filter 7min x 18 (Total 126min)
#2 EOS 6D(HKIR改) ISO800
APO Sonnar 135mm/F2 絞りF2.8, Kenko LRP Type2 7min x18 (Total 126min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温7℃
#1,#2の画像をRAP2, SI7, CS6で強調処理、ブレンド比率を#1を50%、#2を50%で合成

覚えのマップです
AS135F28_STC_Pus_LRP2_gyosya20201114_Tag.jpg

寒いのと、体調管理のため、撮影しておりません。熱がでたり、体調不良になると、出勤できない状態で迷惑をかけてしまいます。

のんたさんのL-eXtremeの撮影での画像を見て、ナローバンド幅の小さいフィルターのメリットがありそうで、ひかれます。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

南天好き

Author:南天好き
霊峰石鎚を東に見ながら、時々星を見にいっては、デジカメで撮影をしています。透明度の良い日には、このお山が、神々しく見えます。そんな夜は、満天の星に出会うことができ、日頃の憂さを忘れ、至福の時を過ごしています。最近は南天の空に会うために遠征しています。(Yahoo Blogのハンドル名はNIKON1957でした)

リンク

カレンダー

08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

訪問者カウンター

月別アーカイブ